太平洋の島しょ国ツバルで現地時間27日、総選挙の結果が発表され、パエニウ財務相ら16人が議員に選出されました。現職のカウセア・ナタノ首相は敗北し、議員に選出されませんでした。今後、当選した議員たちにより首相が選出されます。

複数の海外メディアは、台湾とのいわゆる「外交関係」維持を支持する現職のカウセア・ナタノ首相の落選で、ツバルが台湾と「断交」するのではないかとの見通しがさらに高まったと報じました。

ツバルの財務相らが選挙前に、「ツバルは、選挙後に台湾とのいわゆる『外交関係』を見直す可能性がある」と述べており、世論の注目を集めていました。（提供/CRI）