Record China 2024年1月31日(水) 23時0分
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スペインでは最近になり中国系住民が経営する雑貨店では、店員が来店客に「べっとりと密着」して店内を移動していることに、賛否両論が寄せられるようになった。
スペインでは最近になり中国系住民が経営する雑貨店では、店員が来店客に「べっとりと密着」して店内を移動していることに、賛否両論が寄せられるようになった。中国系住人の胡安さんが動画をネット投稿し、現地紙も取り上げたことで波紋が広がった。
注目されたのは多くの日用品を安価に販売する店で、日本の「100円均一ショップ」と同様な営業形態と言う。経営者は中国系住人で、スペイン各地でチェーン展開している。品揃えがよく営業時間が長いので、多くの人の役立っているのは事実という。
店内の通路は狭く、店員は来店客に「密着」して店内を移動する。胡安さんは、中国系の店員に「あなたがたはどうして、客を追尾するのですか」と質問した。すると店員は「習慣と礼儀が理由です」と説明した。店員によると、客が何かを求めた場合にすぐに対応するために「密着」しているという。
胡さんの動画投稿により、ネットユーザーの賛否両論が発生した。「本当にそんな風に追いかけてくるの?」「礼儀なのかもしれないが、気分は悪いよ」と嫌悪感を示す投稿がある一方で、「レストランにいる時と同じさ。手をあげればすぐに来てくれるというわけ」と、気にはならないとする意見もある。
店側には、希望する商品を探し出せない客に商品をすぐに提示することで、売上高を追加できるとの思惑があると考えられる。ただし「何も買わないで店を出ちゃったよ。重圧を感じたからね」というコメントも寄せられた。商売熱心なのはよいとしても、それがプラスの結果をもたらすとは限らないようだ。(翻訳・編集/如月隼人)
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