中国映画界を代表する巨匠チャン・イーモウ（張芸謀）監督のドラマ「主角」をめぐり、人気女優のチャオ・リーイン（趙麗穎）やジョウ・シュン（周迅）、ヤン・ズー（楊紫）がヒロインの座を争っているとの話題が中国SNSの微博（ウェイボー）で注目を集めた。

【その他の写真】

全40話のドラマ「主角」は、2019年に中国最高峰の文学賞「茅盾文学奨」を受賞したチェン・イエン（陳彦）の長編小説「主角」を実写化するプロジェクト。シンガポールメディアの聯合早報は28日、中国西北部で広まった伝統劇・秦腔の名優「憶秦娥」の人生の浮き沈みを描く物語だと伝え、「女性主人公がメインとなるドラマで、チャオ・リーイン、ジョウ・シュン、ヤン・ズーらがチャンスをうかがっていると伝えられ（ヒロインの座を射止めて）最初の『ドラマ界のイーモウガール』になりたい考えだ」と紹介した。

記事はまた、男性主人公について、同監督の映画「満江紅」に出演したイー・ヤンチェンシー（易烊千璽）が目を付けられていると伝えている。（翻訳・編集/野谷）