王毅中国共産党中央政治局委員・外交部長はタイのバンコクで28日、同国のパーンプリー副首相兼外相と年次協議を行いました。

王外交部長は「中国とタイが国交樹立してから来年で50周年を迎える。両国それぞれの現代化発展と中国・タイ運命共同体構築が新たなチャンスに直面する中、新たな取り組みが必要だ」とし、中国は、より安定し、より繁栄し、より持続可能な中国・タイ運命共同体の構築を主軸として、各分野での実務協力を強化し、両国関係に新たな時代的内容を絶えず付与していきたいとの考えを示しました。

王部長は「中国とタイはハイレベル交流をさらに強化し、質の高い『一帯一路』共同建設を積極的に推進し、中国・タイ鉄道の建設を加速させなければならない」と強調した上で、「互恵協力に焦点を当て、経済・貿易・投資分野での協力を統一的に推進する。両国のビザ相互免除という重要な措置を活用して人的往来を密接にしていく」と表明しました。

パーンプリー外相は「タイは中国と共に、人と文化の交流を密にし、グリーン発展やデジタル経済などの新興分野での協力を強化し、両国関係のより一層の発展を推進したい」と表明しました。（提供/CRI）