韓国の男性グループ・スーパージュニア（Super Junior）の元メンバーで、中国の俳優で歌手のハン・グン（ハンギョン/韓庚）が明かした帰国の真相が中国のネットユーザーの間で反響を呼んだ。

ハン・グンが帰国の真相を語ったのはフェニックステレビ（鳳凰衛視）の番組で、その映像が中国SNSの微博（ウェイボー）にこのほど上げられた。

スーパージュニアのメンバーだったハン・グンは韓流グループに在籍する中国人メンバーのパイオニアとなる人物だ。デビューは2005年11月6日。09年12月に所属事務所のSMエンターテインメントを相手に専属契約効力の停止を求める訴訟を起こしてグループを離れ、翌年に正式に脱退している。

そのハン・グンが番組で語ったのは、「自ら命を断つことを考えた」という精神状態だった。インタビュアーの「韓国の会社を離れようと思ったのはいつから？」との問いには「09年の初めの頃、会社に伝えた」と回答。精神的な落ち込みから毎日夢にうなされ自殺を考えたといい、両親からは帰ってくるように言われたという。

また、練習生時代の辛さに関する質問には「骨折したことに気付かないことがあった」などと答えており、映像を見た微博のあるユーザーは「ハン・グンと（韓国の女性グループf（x）出身の）ビクトリア（宋茜）がいなければ、韓国で活動する中国の芸能人に今の良い生活はない」との感想を寄せている。（翻訳・編集/野谷）