日本旅行気分を味わってほしくて…韓国の飲食店のメニュー表が物議醸す「笑える」「なら潔く…」

Record Korea    2024年1月31日(水) 22時0分

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30日、韓国メディア・韓国経済は「コンセプトのため外国語の看板やメニュー表を使用する店が増えている中、大邱市のある日本料理店がメニューの価格を円のみで表記し、物議を醸している」と伝えた。写真は大邱市。

2024年1月30日、韓国メディア・韓国経済は「コンセプトのため外国語の看板やメニュー表を使用する店が増えている中、大邱(テグ)市のある日本料理店がメニューの価格を円のみで表記し、物議を醸している」と伝えた。

記事によると、韓国のSNS上に28日、大邱一の繁華街・東城路にある日本料理店へ行き「まさかの体験をした」と訴える内容の投稿があった。

投稿者は「現地の気分を味わえということなのか」とつづり、1枚の写真を掲載。写真は店のメニュー表を写したもので、一番上に「円(¥)で表記された価格に0を付けてウォンで支払ってください」と書かれている。メニューは「イカ墨リゾットもんじゃ焼き ¥1580」「豚キムチもんじゃ焼き ¥1380」などとなっており、チーズやかつお節、のり、エビなどのトッピングの価格も全て円で記されている。イカ墨リゾットもんじゃ焼きを注文した場合、1580に0を1つ足して1万5800ウォン(約1750円)を支払うということになる。

記事は「法律上、飲食店のメニュー表にハングル表記がなくても違法ではない」と説明している。広告物の場合、文字は屋外広告物法により原則ハングルで表記しなければならず、外国語を記載する際はハングルを併記する必要があり、違反した場合は500万ウォン(約55万円)以下の過料が科せられるが、店内で客だけに提供されるメニュー表は屋外広告物に該当しないという。

これを見た他のネットユーザーからは「メニューの名前はハングルで、価格表記は円だなんて笑える」「大邱は日本の都市だったのか」「日本人が経営している店なのでは?韓国人はそんなことしない」「円で書いておいて円は使えないって、一体どんなコンセプト?」「日本旅行気分が味わえるというコンセプトなら潔く現在のレートでウォンを受け取ればいいのに、損したくないからと0を付けるだけというのが気に入らない」「銀行で換金して本当に円で支払えばかなり得する」などの声が上がっている。

一方で「そういうコンセプトだから特に不便とは思わない」「日本料理の店だし、そんなに批判すること?」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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