日本人2人が台湾の空港で未申告の2501万円所持、「ほとんど没収」に―台湾メディア

Record China    2024年1月31日(水) 21時0分

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台湾・台北松山空港で今年1月、日本人2人が計2501万円を差し押さえられる出来事があった。写真は台北松山空港。

台湾・台北松山空港で今年1月、日本人2人が計2501万円を差し押さえられる出来事があった。太報など複数の台湾メディアが30日付で報じた。

報道によると、台湾財政部関務署の陳世鋒(チェン・シーフォン)副署長は同日の会見で「旅客が出入境する際、外貨や有価証券を1万米ドル以上、人民元は2万元以上、台湾ドルは10万ドル以上を所持する場合は、税関にて誠実に申告しなければならない。規定違反で処罰され、旅行気分を害さないように」と呼び掛けた。

陳氏は、今月3日に台北松山空港で日本に向かう便に搭乗予定の2人の日本人旅客がそれぞれ1000万円と1501万円の現金を所持していた事例を紹介。いずれも税関申告が行われていなかったため、「マネーロンダリング防止法」違反の疑いで全額を仮差押えしていると説明した。金額としてはコロナ収束後で「最大の違反」だという。

陳氏によると、2人は現金について「台湾の友人から返還されたもの」と話しており、移民署に申告すれば(税関で申告しなくても)いいと誤解していたという。本件については捜査中で、マネーロンダリングの疑いがなければそれぞれ約147万円(1万米ドル相当)が返されるが、残りは没収されるという。

台湾メディアは金額として最大だった事例として、2020年12月に日本人が「台湾で家を買うため」として現金5445万円を所持して入境しようとしたケースを紹介した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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