中国メディアの羊城晩報は1月31日、中国産の唐辛子みそ、サンザシなどをあめがけにしたタンフールー（糖葫蘆）、アイスクリームに続き、今度は自宅で豆乳作りを楽しめる「豆乳メーカー」が韓国で爆発的に売れていると報じた。

記事はまず、「中国製品自身の魅力に加えて、韓国で牛乳やヨーグルト、アイスクリームなどの価格が高騰している」とし、「韓国の乳業メーカーは22年以降、一斉に何度も値上げし、昨年末には乳牛大手の毎日乳業やピングレなどが再び6％値上げした。牛乳1瓶が2800ウォン（約308円）以上もするだけでなく、純粋な牛乳を使ったピングレの高級アイスクリーム『トゥゲザー』も9％値上がりして9800ウォン（約1078円）になった」と伝えた。

そして、「こうした価格高騰を受け、韓国の消費者はさまざまな代替品を探し始めている」とし、中国中央テレビ（CCTV）の報道として、韓国のある大手通販サイトでは、今月1～25日の中国産豆乳メーカーの取引額が前年同期の約1000倍と激増したことを取り上げた。

記事はまた、大韓商工会議所が今年の消費市場10大キーワードの一つとして「中国発超低価格（Low price of China）の空襲」を選出したことにも触れ、「電子商取引の力強い発展に伴い、中国製品が韓国市場で常にブームを巻き起こしている」と伝えた。（翻訳・編集/柳川）