Record China 2024年2月5日(月) 17時0分
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中国の著名なスポーツ評論家で司会者の黄健翔氏が日本のアジアカップ敗退について語った。
中国の著名なスポーツ評論家で司会者の黄健翔(ホアン・ジエンシアン)氏が、日本のアジアカップ敗退について語った。
日本は3日に行われたアジアカップ準々決勝でイランに1-2で逆転負けを喫し、ベスト8で敗退した。
黄氏は4日、自身のSNSアカウントで「日本は一体どこで負けたのか。多くの人が見たのは板倉滉のミスだったが、実際には、後半に日本のパスコースがことごとくイランに絞られ、攻撃を組み立てられなかったことが根源にある」と指摘。「イランの中盤が徐々に局面を支配し、日本のディフェンスラインの後ろを突いていった」と述べた。
そして、「日本のパスコントロールが機能しなくなったのは、アンカーの遠藤航が封じ込められたためで、中央と両サイドの関係を断たれ、攻守の切り替えでスピードダウンを強いられたり、あるいは拙速なパスを余儀なくされたりした。イランの中盤のゴドスとエザトラヒが完全に遠藤を抑えたといえる」と分析した。
黄氏は「欧州でプレーする日本人選手の数と質はある程度の規模となったが、その多くがクラブで技術的な役割を担っており、真に戦える力強い選手が、特に中央ラインに不足している」とし、「韓国もキム・ミンジェというバイエルンで主力を張るセンターバックがいなければ、オーストラリアの攻撃を持ちこたえて勝利することはできなかっただろう」と指摘。「勝ち上がった韓国とイランはいずれもアジアで最もフィジカルが優れているチームで、カップ戦においてこの優位性は非常に大きい」と述べた。(翻訳・編集/北田)
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