世界初の陸上商用小型モジュール原子炉、ドーム屋根のクレーン組み立てに成功―中国

CRI online    2024年2月6日(火) 19時20分

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中国南部の海南省で建設中の世界初の陸上商用小型モジュール原子炉「玲竜1号」は6日、ドーム屋根のクレーン組み立てに成功し、原子炉建屋の本体構造がすべて完成しました。

中国南部の海南省で建設中の世界初の陸上商用小型モジュール原子炉「玲竜1号」は6日、ドーム屋根のクレーン組み立てに成功し、原子炉建屋の本体構造がすべて完成しました。

玲竜1号は、国際原子力機関(IAEA)の一般安全審査に合格した世界初の小型モジュール加圧水型原子炉です。ドーム屋根の建設では、鋼鉄製の屋根と鉄筋を一体化してクレーンで組み立てる工法を初めて採用し、地上でドーム屋根の組み立てとドーム屋根上の鉄筋の結束作業を完成させました。従来型のクレーン組み立て方式に比べ、高所での鉄筋運搬の作業負担や難易度が軽減され、現場での工期も短縮されました。

玲竜1号は、完成すれば年間発電量が10億キロワット時に達する見込みで、52万6000世帯の電力需要を満たすことができます。同時に、二酸化炭素排出量を年間約88万トン削減でき、これは年間750万本の植樹に相当するとのことです。(提供/CRI

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