Record China 2024年2月9日(金) 15時0分
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メッシの香港での欠場騒動を受け、中国のネット上でメッシのユニフォームを切り刻む動画が相次いでアップされている。
メッシが所属する米インテル・マイアミは4日、香港で香港選抜と試合を行った。しかし、2日前にインテル・マイアミの監督が「けがは軽く、出場する可能性が高い」と語っていたメッシは最後まで出場せず。怒ったファンからは大ブーイングや返金を求める大合唱が起こった。
また、香港側はメッシに「表彰式に出てキャプテンとしてコメントしてほしい」と要請したものの、メッシはメダル授与の列の後ろを素通りし、チームの記念撮影も後列に加わっただけで、一切コメントを発することなく会場を後にした。
香港政府トップの李家超(ジョン・リー)行政長官もメッシの欠場に「失望」を表明し、主催者に説明を求めるなど大きな騒動に発展。この試合は中国から飛行機で数時間かけて観戦に訪れた人もいたようで、中国本土でもメッシに対する不満や怒りが広がった。
さらに、香港で「だんまり」だったメッシが日本に到着した翌日に会見に出席し、香港での欠場と自身の状態について詳しく語ったことも「なぜ香港でその説明をしなかったのか」と反発を呼び、火に油を注ぐ形に。
加えて、「MRI検査では問題がなかったが違和感があった(ので香港では出場できなかった)」という説明や、日本に渡った翌日の6日の練習では軽快な動きを見せてゴールも奪っていたこと、そして7日に行われたヴィッセル神戸との試合に後半15分から出場したことで、メッシの説明を疑問視する声も高まった。
そうした中、先日、メッシのファンを公言する中国のインフルエンサーが額に入れたメッシのサイン入りユニフォームを取り出し、はさみで切った後、手で引き裂く動画を投稿。「サポーターやファンを尊重しない行為は、芸能人であろうとスター選手であろうとボイコットする」などと主張した。
中国のネット上ではこのほかにも同様の行為に及ぶ動画が多数アップされている。あるインフルエンサーの男性は「このユニフォームはメッシに直接サインしてもらったものだ」とし、メッシと握手する様子の写真を掲載した上で、メッシのアルゼンチン代表のユニフォームにはさみを入れ、破き、投げ捨てた。
また、ある男性はFCバルセロナ時代のメッシの直筆サイン入りユニフォームを買い取り、引き裂いて燃やす動画を投稿。「われわれには気骨があるということをお前に見せてやる」などと強弁した。
別の男性は、「われわれにそのような態度をとるなら、われわれも報復する。中国を尊重せず、われわれのファンを尊重しないなら、われわれもお前を尊重しない」などと語り、メッシのサインが入ったアルゼンチン代表のユニフォームにはさみで切れ目を入れ、手で引き裂いた。
ネット上ではこうした動画に「支持する」「よくやった」など称賛の声が殺到している一方で、少数ながら「こういうインフルエンサーはブラックリストに入れるべき」「アクセス数を稼ぐためのパフォーマンスに過ぎない」など否定的なコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
中国でメッシのユニフォームを引き裂く動画が相次ぐhttps://t.co/H5o6QGkgmj pic.twitter.com/0aHPrIjVZ3— 中国動画 (@RC00547555) February 9, 2024
中国でメッシのユニフォームを引き裂く動画が相次ぐhttps://t.co/H5o6QGkgmj pic.twitter.com/0aHPrIjVZ3
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