「黒執事」原作者のSNS投稿が中国でも話題=漫画の実写化に反対意見続々

Record China    2024年2月15日(木) 14時0分

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中国のSNS・微博で、「黒執事」原作者のSNS投稿が紹介され、漫画作品の実写化に反対する意見が寄せられている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で、「黒執事」原作者のSNS投稿が紹介され、漫画作品の実写化に反対する意見が寄せられている。

2024年1月29日、日本テレビで連続ドラマ化された「セクシー田中さん」の原作者である漫画家の芦原妃名子さんが急逝し、亡くなった状況から自殺とみられている。

芦原さんは同月26日に「セクシー田中さん」について「私が9話・10話の脚本を書かざるを得ない」とX(旧ツイッター)公式アカウントに投稿。日本テレビ側に「原作に忠実であること」を条件として提示したにもかかわらず、実際のドラマ脚本は大きく改変されていたことを明かした。この日本テレビ側との相違が自殺の原因となった可能性があるとみられており、漫画作品の実写化に伴うトラブルに注目が集まっている。

事件を受け、日本の人気漫画「黒執事」の原作者である枢(とぼそ)やなさんは2月12日、X公式アカウントで「実写の時は『シエルを女性にします』と聞き、キャスティングには口を出せない契約だけど、『執事とのロマンスはないとありがたいです』とお願いした。ただの口約束だけど、守っていただけた。水嶋さんや剛力さん、他の関係者の皆さまには今も感謝しています」と自身の経験を投稿した。

これが微博で500万以上のフォロワーを持つアニメ情報アカウントによって紹介されると、中国のネットユーザーからは「もうやめてもらえませんか?実写版は本当に許せません」「当時実写版を見た時は目の前が真っ暗になった」「とても迷惑です。私の子ども時代を台無しにしないでください」などと、実写化に対する批判的な意見が寄せられた。

一方で、「だから現実の人間が漫画を台無しにするんだよ(銀魂は除く)」「やはり、銀魂だけが実写化に破壊され、他の作品は実写化がアニメを破壊している」と、日本の人気漫画「銀魂」の実写版のみ例外的に好評だったと言及するコメントも見られた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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