辰年だから!「龍」がモチーフの日本漫画の必殺技を語りたい―台湾メディア

Record China    2024年2月16日(金) 21時0分

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13日、台湾のニュースメディア・太報は、日本の少年漫画に登場する龍に関連した必殺技を紹介するコラムを掲載した。

2024年2月13日、台湾のニュースメディア・太報は、日本の少年漫画に登場する龍に関連した必殺技を紹介するコラムを掲載した。

コラムは、「今年は辰年。古来より夢幻的で伝説的な存在であり、あらゆる界隈(かいわい)で歓迎されてきた『龍』は、十二支の中でも絶対的な強力な生物とされてきた。日本の少年漫画でもしばしば龍が登場しては、キャラクターの必殺技のモチーフになった」とした。

その上で、まず尾田栄一郎氏の有名漫画「ONE PIECE」に登場するキャラクターのサボを挙げ、「革命軍参謀総長であり、主人公ルフィの義兄弟である。必殺技の名前は『竜爪拳』。その名の通り強力な握力によって何でも粉砕でき、破壊力はまさに竜爪を連想させる。また、サボは『火炎の実』を食べた後、火炎を自在に操ることができる、真の火を噴く龍の強者(つわもの)として成長した。『ONE PIECE』には、サボの他にも『悪魔の実』の能力によって龍に変身するキャラクターたちが登場しており、例えば百獣海賊団の船長であるカイドウやモモの助など、龍からインスピレーションを受けたキャラクターが数多く存在している」と紹介した。

続けて、冨樫義博氏原作の「幽☆遊☆白書」の飛影の必殺技である「邪王炎殺黒龍波」を挙げ、「魔界の火を召喚して黒龍に変身させる技であり、その圧倒的な破壊力によって、読者に絶大な人気を博した。さらにこの攻撃が跳ね返されたとしても、飛影自らが黒龍の妖力を吸収してさらに力を高めることができる。『邪王炎殺黒龍波』は、主人公である浦飯幽助の『霊丸』と並ぶ必殺技であり、『幽☆遊☆白書』を象徴するものと言える」と解説した。

また、「冨樫義博氏の別の作品である『HUNTER×HUNTER』には、主人公の1人であるキルアの祖父にあたるゼノ=ゾルディックが登場する。彼は龍をモチーフにした念能力『龍星群』(ドラゴンダイヴ)が必殺技だ」と言及した。

さらにコラムは、100組の人間と魔物の組み合わせを通じて魔界の王を争う熱血漫画「金色のガッシュ!!」の主人公、ガッシュ・ベルも例に挙げ、「ガッシュの最強の呪文は、『バオウ・ザケルガ』と呼ばれ、巨大な龍のような雷撃を召喚して敵を攻撃する。彼が『バオウオオオオ!』と大きな声で叫びながら、敵に向かって突進する姿が見どころだ。また、原作者の雷句誠(らいくまこと)氏によって王牌の必殺技として描かれたため、この技の登場時はほとんどが2ページ以上に跨って描かれている。雷句誠氏の優れた画力と相まって、その衝撃力は主人公の最強の能力に匹敵すると言えるだろう」と紹介した。

そして、和月伸宏氏が原作の「るろうに剣心」では、主人公の緋村剣心が振るう最強の剣術「飛天御剣流」の必殺技にそれぞれ「龍」の名前が付けられているとし、「天空からの強襲である『龍槌閃』や、9つの斬撃を同時に放つ絶技『九頭龍閃』など、それぞれの技名には『龍』が含まれている。中でも超高速の抜刀術を施す秘術(奥義)『天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)』は、恐らく最も優れた必殺技と言えるだろう」と伝えた。

最後にコラムは、「『龍』から着想を得た必殺技を持つキャラクターは他にもたくさんいる。例えば、『聖闘士星矢』の龍星座の紫龍や『ドラゴンボール』で孫悟空が放つ『龍拳』など、挙げればきりがないが、これは『龍』が日本人にとって馴染み深い力の象徴であることを示している」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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