「日本がドイツに抜かれてGDP世界4位」に中国ネットが反応=「重要な指標ではない」

Record China    2024年2月16日(金) 11時0分

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日本の国内総生産がドイツに抜かれ世界4位に転落したとの報道に、中国のネットユーザーが反応を示した。写真は東京。

日本の国内総生産(GDP)がドイツに抜かれ世界4位に転落したとの報道に、中国のネットユーザーが反応を示した。

内閣府が15日発表した昨年のGDP速報値によると、ドル換算の年間名目GDPが4兆2106億ドルとなり、ドイツの4兆4561億ドルを下回って世界4位になったことが明らかになった。1位と2位は米国と中国。中国が日本を追い抜いたのは2010年だった。

日本の4位転落について、中国のあるネットユーザーは「日本の後退にはたくさんの理由がある。例えば円はドルに対して下落が続き、ドイツの物価上昇の勢いは日本を上回る。GDP自体は経済状況を表す最も重要な指標ではない。実際のところ、ドイツのGDPが日本を超えても、ドイツ経済にも積極的な兆しは見られない。総じて言えば、世界はどこも不景気で独りよがりになれる国はないということだ。ただ米国は別で、多くの場合、米ドルという鋭い武器は他の国から養分をどんどん吸収して米国経済を支えている」との意見を寄せた。

また、別のネットユーザーは「日本の名目GDPが世界のトップ3から外れたことを大手メディアは相次いで報じたが、日本の株式市場の高値更新、各種経済指標の記録更新に関する報道を見ないのはなぜだろう。社会的信頼性が低いのにはわけがある」とコメント。この他、「2023年の日本経済は好調だったと感じられる」というネットユーザーは、「ドイツは為替変動の恩恵を受けて世界3位になった。データのゲームだ!」とコメントしている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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