Record China 2024年2月20日(火) 11時0分
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メッシ欠場騒動について、香港立法会議員の江玉歡氏は、主催者側の問題をこれ以上追及し続けるべきではないとの認識を示した。
米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)が4日に香港で行われた香港選抜との親善試合をけがを理由に欠場したことが香港だけでなく中国本土も含めて大騒動に発展する中、試合を主催したタトラー・アジア社はメッシの欠場について、当初は前半が終わるまで知らされていなかったと報告していたが、その後、試合が始まる15分前には把握していたと報じられ、さらに物議を醸している。
中国のサッカーコメンテーター「念洲」氏によると、香港立法会議員の江玉歡氏は、この問題を追及し続けるべきかどうかについて、「彼ら(タトラー・アジア社)は小さな会社で、愚かだ。香港はこれ以上、愚かな彼らに付き添ってはいけない。私たちがこの件であら探しを続ければ、私たちが愚か者になってしまう。それよりも、香港を本当に元気にできることに集中したほうがいい」との見解を示した。
メッシは4日の試合でベンチに座ったままプレーすることはなかった。落胆した観客からブーイングや返金を求める大合唱が起き、観戦した香港政府トップの行政長官も「失望」を表明。中国本土でもメッシに対する不満や怒りが広がった。
メッシは「香港では多くの人に集まっていただいたのでプレーしたかったが難しかった。また機会を設けて香港でプレーできれば」と釈明したが、7日に東京の国立競技場で行われたヴィッセル神戸との親善試合に途中出場すると、中国で騒動はさらに拡大し、メッシを広告塔に起用しているブランドに対し、メッシとの契約解除を求める声も上がった。タトラー・アジア社は9日、チケット代金の50%を払い戻すと発表。この騒動の余波で、アルゼンチン代表が3月に中国で開催予定だった二つの親善試合がキャンセルされた。(翻訳・編集/柳川)
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