Record Korea 2024年2月20日(火) 14時0分
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19日、韓国・YTNは「日本を旅行した韓国人観光客が『日本語が分からない』との理由で宿泊を拒否され、物議を醸している」と伝えた。資料写真。
2024年2月19日、韓国・YTNは「日本を旅行した韓国人観光客が『日本語が分からない』との理由で宿泊を拒否され、物議を醸している」と伝えた。
記事によると、韓国人ユーチューバー・クジュンは8日、福岡から札幌までの1800キロを113日かけて旅した様子をYouTubeに投稿した。
問題となっているのは、旅行2日目の出来事。クジュンは北九州から山口県宇部市に向かって約60キロをキックボードで移動し、出発から8時間後に目的地のカプセルホテルに到着した。
クジュンがチェックインするため英語で「予約しました」と伝えると、女性スタッフは「日本語を話せるか」と尋ねた。クジュンが翻訳を使って「できない」と答えると、女性スタッフは「日本語ができなければ、問題が発生したときに対応できないため宿泊できない」と伝えた。クジュンが「問題が発生したら翻訳機を使えばいい」「寝るところがないので泊まらせてください」と頼むと、女性スタッフは責任者とみられる男性スタッフを呼んできた。
しかし状況は変わらず、男性スタッフは「日本のお風呂を使ったことがあるか」「日本の風習は分かるか」と尋ね、クジュンが「いいえ」と答えると、「日本語以外での説明は難しいため宿泊はできない」と伝えた。クジュンは「ネットで予約し、予約確認メールまで送られてきたのにこれはない」と不満を示しつつも、別のホテルへ移動した。
この動画が波紋を呼ぶと、ホテル側は後日ホームページで「海外の方が日本語を話せないことを理由にカプセルホテルの宿泊をお断りした件について、お客様に不快な思いをさせてしまったことを深くおわび申し上げる」「旅館業法に基づき、お断りすることなくご宿泊いただくべきところを、従業員への教育の不足から誤った対応をしてしまった」などと謝罪したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「これはひどい」「韓国人が一番訪れている国が日本なのに」「もう日本に行くな。こんな扱いを受けるのになぜ行く?それでもいいと言って行く人が情けない」「日本もかなり変わったね。相手が西洋人でも同じ対応をしただろうか?韓国人は下に見られている気がする」「これでも韓国人は日本へ行く。日本からしたら『何をしても大丈夫な客』が韓国人なのだろう。今後もこうした嫌がらせは続くだろう」などの声が上がっている。
一方で「謝罪してくれただけまし」「風習を知らなければ利用できない。当然のことでは?」との声や「外国人観光客がほぼ来ない田舎のホテルだから、日本のマナーや言葉が分からなければ宿泊できないというのは理解できる。ただそれなら予約時にそう伝えるべきだった。予約確認メールまで送っておいて宿泊を拒否するのは100%悪い」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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