韓国首都圏の5大病院の研修医が一斉に退職届を提出したことが中国でも報じられ、注目されている。

中国国営新華社通信は、韓国メディアの報道を引用する形で、韓国政府が発表した大学医学部の入学定員増に反発し、韓国首都圏の5大病院の研修医が19日、一斉に退職届を提出し、20日から勤務しないこと、研修医が一斉に持ち場を離れれば、医療現場が混乱し、韓国の医療システムの危機が最高レベルに高まりかねないことなどを伝えた。

中国SNSの微博（ウェイボー）では、これに関連する複数のハッシュタグが出現してトレンド入りした。中国のウェイボー利用者からは「どういう状況？」「来年度から医学部の定員を2000人増やすらしい。韓国の世論はこれを支持しているが、医療業界は一斉に反発しているらしいね」「詳しいことはよく知らないけど、患者を脅迫材料にするのはいかがなものか」「退職したら何をするの？」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）