CRI online 2024年2月23日(金) 23時30分
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米ボーイング社は「中国初の国産大型旅客機と競争する準備をしている」と述べたほか、欧州航空機メーカーのエアバスも、中国の航空機メーカーが業界にもたらした競争を無視することはできないと強調しました。
シンガポール航空ショーで中国商用飛機(中国商飛CACC)が出展したC919とARJ21が少なからず注目を集めたことを受け、米ボーイング社は「中国初の国産大型旅客機と競争する準備をしている」と述べたほか、欧州航空機メーカーのエアバスも、中国の航空機メーカーが業界にもたらした競争を無視することはできないと強調しました。
ボーイングアジア太平洋地域ビジネスマーケティング取締役社長デーブ・シュルツ氏は同日、「C919はナローボディ機の分野におけるボーイングとエアバスの機種と類似していることから、アジア太平洋地域の航空会社はこの機種を考慮に入れる可能性がある」と述べました。
シュルツ社長は航空ショーで記者に対し、C919は持続的な競争力のある飛行機であると明言し、「私たちはそれと競争を始める」と率直に述べる一方、「中国商用飛機も、例えば、航空会社にどうやって自社の製品の価値と実力を証明していくかといった、ますます厳しい課題に直面していくだろう」と述べました。
ボーイング社は、「東南アジア地域では2042年までに新しい航空機に対するニーズが4225機に達する」として、これらのニーズは現地の幅広い利用客層から支持されている域内の格安航空会社(LCC)からのものになると予想しています。
エアバスは20日、「中国製C919の海外初登場は、中国が独自の技術と工業力を確立するために行った合理的な取り組みだ」と述べた上で、「市場は競争を受け入れるのに十分な大きさだ。私たちは基本的に、中国商用飛機が将来ライバルになると考えている」と強調しました。(提供/CRI)
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