Record China 2024年2月27日(火) 13時0分
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香港メディアの香港01は26日、サッカーのイングランド・プレミアリーグ、リバプールに所属する日本代表MF遠藤航(31)を絶賛する記事を掲載した。
現地時間25日に行われたカラバオ・カップ(リーグカップ)決勝は、延長戦の末にリバプールがチェルシーに1-0で勝利し優勝。120分間フル出場して随所に存在感を示した遠藤にとっては、同クラブ加入後初のタイトルとなった。
記事は昨年夏のリバプールとチェルシーの“因縁”に言及。「リバプールは当初、1億1100万ポンド(約210億円)という巨費を投じてエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得を目指していたもののチェルシーとの争奪戦に敗れた。また、MFロメオ・ラビアもチェルシーに持っていかれた。守備的MFの補強が急務だった中で、最終的に1600万ポンド(約30億円)の遠藤を獲得した」と説明した。
そして、「カイセドもラビアも20代前半と若い。ブンデスリーガ(シュツットガルト)出身の30歳(当時)の選手(遠藤)にリバプールファンは期待していなかった」と、遠藤が当初は同クラブで期待された存在ではなかったことに言及した。
その一方で、「遠藤は30歳を過ぎても成長できると口にした。Jリーグでは降格も、ACL優勝も経験した。シュツットガルトではチームの昇格に貢献し、また降格の危機の中でチームを救うゴールも決めた。さまざまな経験が、彼に最後まで戦い抜くこと、最後までどうなるか分からないことを理解させた。リバプールでは当初、バックアッパーだったが彼はベンチからチームメイトを観察して戦術理解に努めていた」と説明した。
そして、2023年12月に入ってリバプールに故障者が続出したことで遠藤が出場機会を得ることになったとし、「これがチーム内で地位を築く大きなチャンスであることは彼自身も重々承知しており、そしてそれを確実に成し遂げた」と指摘。「この落ち着きと粘り強さは経験と年月によって磨かれるもので、決して1億ポンドで買えるものではない」と絶賛した。
25日の試合では因縁の相手とぶつかった。記事は「まるで運命がそうさせたかのように、相手はチェルシーであり、(遠藤が)対峙(たいじ)したのはリバプールが大金をはたいて買おうとしても買えなかったカイセドだった」説明。「遠藤は移籍金や年齢は単なるラベルであり、選手個人の能力、姿勢、監督の手腕、チームワークこそが鍵であることを示した」とし、結果は遠藤の「完勝」だったと伝えている。
そして、「23年夏には(リバプールの)クロップ監督も彼がリバプールにとってこれほど重要な選手になるとは思っていなかっただろう」とし、「遠藤にとってはシュツットガルトに残留することも悪い選択ではなかったが、彼が自分の能力、さらなる成長を信じていたからこそ、リーグカップ優勝という結果を成し遂げられた。『心構えで決まる』ということを遠藤は見事に体現した」と称賛した。(翻訳・編集/北田)
WE ARE THE CARABAO CUP WINNERS ????❤️I’m so proud of this team ????‼️#CarabaoCupFinal #winners pic.twitter.com/lcLhNfE60V— 遠藤 航 (Wataru Endo) (@wataru0209) February 25, 2024
WE ARE THE CARABAO CUP WINNERS ????❤️I’m so proud of this team ????‼️#CarabaoCupFinal #winners pic.twitter.com/lcLhNfE60V
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