初の船外補修も実施 中国の「神舟17号」クルーが2回目の船外活動を完了

CRI online    2024年3月2日(土) 22時20分

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中国の宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士が宇宙ステーションのロボットアームと地上の研究チームによるサポートの下、協力して約8時間にわたる船外活動を実施し、予定していたミッションをすべて完了しました。

昨年10月に中国の有人宇宙船「神舟17号」で宇宙に赴き、中国の宇宙ステーションに滞在中の湯洪波氏、唐勝傑氏、江新林氏の3人の宇宙飛行士が北京時間2日、宇宙ステーションのロボットアームと地上の研究チームによるサポートの下、協力して約8時間にわたる船外活動を実施し、予定していたミッションをすべて完了しました。船外活動を行った湯洪波氏、江新林氏は北京時間の午後1時32分に実験モジュール「問天」に順調に帰還し、船外活動は成功しました。「神舟17号」クルーの船外活動は昨年12月に続く2回目で、中国の宇宙飛行士が船外の施設補修を行うのは今回が初めてでした。

今回の船外活動では、初回の船外活動で行った船外での補修テストを踏まえ、宇宙ステーションのコアモジュール「天和」の太陽電池アレイの補修を重点的に行って、以前に宇宙の微小粒子が衝突したことによる影響を取り除き、太陽電池アレイの発電性能と状態は正常に戻りました。船外活動中、宇宙飛行士は宇宙ステーションの船体の状態検査も行いました。

3人は宇宙滞在中、これ以外にも多くの宇宙科学実験と技術試験を行う計画です。(提供/CRI

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