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日本映画のリメーク版が中国で大ヒット、新たなフィットネスブーム到来―米メディア

Record China    2024年3月3日(日) 22時0分

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中国で旧正月連休に合わせて封切られ大ヒットを記録した映画「熱辣滾燙」について、米サイトのジンデイリーは2月28日、「ボクシングは中国の次の人気スポーツとなるか」とする記事を掲載した。

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中国で春節(旧正月)連休に合わせて2月10日に封切られ大ヒットを記録した映画「熱辣滾燙」について、中国のトレンドや高級品市場を分析する米サイト、ジンデイリーは2月28日、「ボクシングは中国の次の人気スポーツとなるか」とする記事を掲載した。

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中国の人気喜劇女優ジア・リン(賈玲)が監督・主演の「熱辣滾燙」は、安藤サクラが主演した2014年公開の日本映画「百円の恋」をリメークしたもの。21年公開の初監督作品「你好,李焕英(邦題:こんにちは、私のお母さん)」をメガヒットさせたジア・リンは今回、ボクシングに打ち込むヒロインを演じるため体重を50キロ落として臨み、公開初日に初めてダイエット成功後の姿を映画ポスターで披露し、世間を驚かせた。興行収入は33億元(約689億7000万円)を突破し、今年の春節市場で最大のヒット作となった。

映画「熱辣滾燙」

中国メディアの環球時報によると、ジンデイリーの記事は、「熱辣滾燙」が中国で新たなフィットネスブームを巻き起こしていると指摘。「ジア・リンと彼女が演じた女性がSNSでトレンドになるにつれ、特に減量を目指す女性の間でボクシングへの関心が急上昇している」とし、中国のオンライン小売プラットフォーム「美団」で「ボクシング」関連の検索数が映画公開以来、前年の約4.8倍になったこと、中国最大級の口コミサイト「大衆点評」でも「成人ボクシング体験クラス」「女子ボクシング」などの検索数が23年の春節期間中の10倍になったことを取り上げた。

記事は「さまざまなブランドがこのトレンドに便乗しようとしている」と指摘。「中国では、UFC初の中国人王者、ジャン・ウェイリーのような女性総合格闘技スターの台頭にもかかわらず、格闘技はニッチなままだ。しかし、フリスビーやランドサーフィン、ピックルボールなど、過去のフィットネストレンドは、各ブランドが特別なコレクションをリリースしたりイベントを主催したりすることで、新たなブームに便乗して認知度やコミュニティーエンゲージメントを高められることを示している。ブームが去来する中、変わらないのは健康と運動に対する国民の欲求と、力強く自信を持ちたいという女性の願望だ。こうした感情を活用するブランドは、消費者の共感を呼び続けられるだろう」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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