中国外交部の毛寧報道官は4日に行われた定例記者会見で、「米国企業を含む外資系企業は引き続き中国市場の発展のチャンスを見込んでいる」と述べました。

毛報道官は、米国商工会議所の会長が率いる訪中団についての質問に答え、「ここ最近、米国企業を含む各国の外資系企業が引き続き中国市場の発展チャンスを見込んで、中国への投資を拡大していることに注目している」と述べ、「商務部のデータによると、昨年（2023年）の中国の実行ベース外資利用額は1兆1000億元（約22兆9000億円）を超え、世界トップの規模を維持している。また、今年1月に中国に新たに設立された外資系企業は前年同期比74．4％増の4588社に達している。業界別では、ハイテク製造業における実行ベース外資利用額が40．6％増加しており、ますます多くの多国籍企業が中国での研究開発センター設立を選択している。外国投資家の中国での投資構造は引き続き最適化されていると言えるだろう」との見方を示しました。さらに、「中国は高いレベルの対外開放を堅持し、引き続き市場化、法治化、国際化された一流のビジネス環境づくりに取り組んでいく」との中国の姿勢を表しました。（提供/CRI）