韓国のパンダ「福宝」が間もなく中国に帰国、飼育員の「姜おじいさん」と「宋おじいさん」は涙

CRI online    2024年3月5日(火) 16時30分

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韓国の動物園で暮らす大人気のジャイアントパンダ「福宝」は4月初めに中国に帰ることになっています。

中国と韓国が締結した「ジャイアントパンダ保護研究協力の推進」協定によると、韓国の動物園で暮らす大人気のジャイアントパンダ「福宝」は4歳になる前、つまり4月初めに中国に帰ることになっています。

「福宝」は3日、帰国前の最後となる一般公開日を迎えました。当日、飼育員の宋永寛さん(ソン・ヨングァン、中国でネットユーザーからの愛称は「宋おじいさん」)、姜哲遠さん(カン・チョルウォン、ネットユーザーからの愛称は「姜おじいさん」)も別れのプレゼントを贈りました。

宋さんは前もって「福宝」に別れの手紙を書きました。「別れは容易なことではない。みんなの『福宝』への愛がとても真摯(しんし)で、それがさらに悲しくなる……。『福宝』が今後、より広い場所で活躍するため、より輝かしい生涯のために、『宝家族』(韓国で暮らしている『福宝』3姉妹)は今こそ団結すべきだ。準備ができていないままさよならを言われるよりも、事前にお互いにあいさつをして、この素晴らしい別れの瞬間を一緒に過ごしましょう」とつづっています。

「福宝」は2020年7月20日、韓国で初めて自然繁殖で誕生したジャイアントパンダとして生まれ、日本で生まれたパンダ「香香(シャンシャン)」のように、韓国で注目される「アイドル」で、無邪気で愛くるしい姿が人気を集めました。飼育員の宋さんと姜さんは大事に育て、韓国のネットユーザーは、「福宝」が「お姫様」のようにかわいがられていると注目し、「福宝」3姉妹には「宝家族」というグループ名まで登場しました。韓国のバラエティー番組に出演した飼育員の姜さんは「福宝」の帰国後の心配事について話しており、中国語が分からず、友達ができないことが心配で、毎日中国語で「福宝」とコミュニケーションしているということです。(提供/CRI

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