Record China 2014年8月23日(土) 1時54分
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21日、中国の大手人材サイト「智聯招聘」がこのほど、上海の職場におけるセクハラについて調査を行った結果、女性が中心の事務や秘書が、最もセクハラの対象になりやすいことが分かった。資料写真。
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2014年8月21日、中国の大手人材サイト「智聯招聘」がこのほど、上海の職場におけるセクハラについて調査を行った結果、女性が中心の事務や秘書が、最もセクハラの対象になりやすいことが分かった。被害者が最も多かったトップ3は、事務・秘書、物流運輸、建築・不動産で、男性の被害者の割合が増加していることも明らかになった。2週間にわたる同調査には在職中の約2600人が回答した。広州日報が伝えた。
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一般的にセクハラは女性が受けるものと考えられている。しかし、実際には女性の上司が男性の部下に対して、女性の部下が男性の上司に対して、セクハラをするというケースもある。被害者は女性だけではないのだ。北京の紅楓婦女心理コンサルティングサービスセンターが以前、北京など6都市で実施した調査によると、セクハラの被害者のうち、35%が男性で、その割合は急増している。
中国の出会い系サイト「世紀佳縁」が2013年に実施した「ホワイトカラーの私生活」という調査でも、回答した男性ホワイトカラーのうち、49%が「言葉で言い寄られた」、「行為を強要された」、「体をさわられた」など、「セクハラを受けたことがある」と答えた。
女性がセクハラを受けると、同情する声が寄せられるが、男性となると誤解されやすく、多くの男性ホワイトカラーが被害を言い出せない理由となっている。オフィスで受けるセクハラに関して、ほとんどの回答者が「被害者は勇気を出して立ち向かい、はっきりとした態度を示すべき」との見方を示した。これが最も現実的で簡単な抵抗の仕方だ。しかし、女性で多かったのが「その場で非難する」という回答だった一方、男性で多かったのは「我慢できる時は我慢する」、「会社に報告する」、「法律的に解決する」だった。
実際には、証拠を残すのが難しいというのがセクハラの一番の問題だ。オフィスにおけるセクハラを耐えている人の主な理由が「証明できない」だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)
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