「南水北調」中央ルート、2023-2024年結氷期の送水終了―中国

CRI online    2024年3月11日(月) 20時20分

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「南水北調」中央ルートプロジェクトで、2023~2024年結氷期の送水作業がこのほど終了しました。

中国水利部と中国南水北調集団によりますと、「南水北調」中央ルートプロジェクトで、2023~2024年結氷期の送水作業がこのほど終了しました。「南水北調」とは、南方地区の水を北方地区に送り、北部の慢性的な水不足を解消するプロジェクトです。

中央ルートプロジェクトは、2023年12月1日に冬季結氷期の送水を開始して以来、水利部が同時期に発表した送水計画より3億4000万立方メートル多い累計16億9000万立方メートルの水を沿線に供給しました。うち、受水エリアの生活用水と生産用水の需要を満たした上で、沿線の生態環境に2億4000万立方メートルの水を供給しました。

一方、「南水北調」東ルート第一期プロジェクト北部延伸緊急給水プロジェクト(以下「北延プロジェクト」)の2024年の送水が1日、正式にスタートしました。「北延プロジェクト」の運用が正式にスタートしてから今年は3年目となり、黄河以北に2億2100万立方メートルを送水する計画で、うち河北省、天津市は1億8500万立方メートルの送水が計画され、受水エリアには主に河北省滄州市、衡水市、天津市静海区などが含まれます。

「北延プロジェクト」は2019年以降、河北省、天津市に黄河を経て累計5億8800万立方メートルの水を供給し、うち京杭大運河に3億3400万立方メートルを補給しており、華北地区の地下水の過度な利用の緩和や京杭大運河の全線にわたる補水、華北地区の河や湖の生態環境の回復を支援し、沿線地域の経済・社会の発展に有力な水資源の保障を提供しています。(提供/CRI

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