CRI online 2024年3月15日(金) 19時20分
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陝西歴史博物館は15日、唐代の古墳である韓休墓壁画の発掘・保護展の開幕を発表しました。
陝西歴史博物館は15日、唐代の古墳である韓休墓壁画の発掘・保護展の開幕を発表しました。この展示会は、唐代の韓休墓壁画の考古学的発掘調査の後、文化財保護関係者による科学的な保護と修復を経て、初めて開かれた一般向けの集中展示となります。
今回展示された壁画には、美人図、山水図、朱雀図、楽舞図などが含まれており、そのうち山水図は、中国でこれまでに披露された絵画の中では最古となる独幅(書画で対になっていない一幅の掛け物)の山水壁画で、その発掘により、中国の絵画史における独幅写実山水の歴史を宋代から唐代まで遡らせました。また、2組の歌舞伎楽共舞図は、唐代の楽舞のシーンを完璧に再現し、中国古代楽舞の研究にとって重要な意義を持つと見られています。
この墓は陝西歴史博物館と陝西省考古研究院などによる2014年2月の共同発掘調査で偶然に発見されたもので、唐代の有名な画家、韓滉の両親で、盛唐時代の宰相・韓休と夫人の柳氏を葬ったものです。考古学者の発掘と整理の結果、この墓からはラクダ、馬、牛、鶏、アヒルなどの陶製の文化財140点余りが出土したほか、甬道(墓地の中央に敷かれたれんがや石畳の小道)や墓室には朱雀、玄武、高士(世俗を離れている高潔な人物)、山水と楽舞、太陽・月・星象図などを題材にした大量の精巧な壁画が施されていたことも発見され、計21点を剥ぎ取ったということです。(提供/CRI)
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2024/3/15
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