中国の電気自動車（EV）の市場シェアが急速に拡大するのと同時に、リコール対象台数も前年同期に比べて著しく増加しています。

データによると、2023年のEV車の生産台数は前年同期比35．8％増の958万7000台、販売台数は同37．9％増の949万5000台となり、市場シェアは8カ月連続で30％を超えました。これと同時に、2023年にリコールされたEV車は160万3000台で、通年のリコール対象台数全体の23．8％を占め、EV車のリコール対象台数は前年同期比32．3％増加しました。中国自動車流通協会によると、EV車のリコール原因は、主に「電気」に関する問題やスマート化の進展に関する問題に集中しています。

専門家によると、「電気」に関するクレームは、主に電気自動車の実際の駆動走行距離が公表されている航続距離を下回っていることに集中しています。また、EV車のスマート化仕様が急速に進んでいるのに伴い、この面のクレームも増加するということです。（提供/CRI）