欧州航空当局、中国国産旅客機「C919」の承認には「時間がかかる」―香港メディア

Record China    2024年3月18日(月) 10時0分

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欧州航空安全庁(EASA)のリュック・ティトガット事務局長代理は、中国国産旅客機「C919」について、欧州連合(EU)の認証審査の過程に入るには5年かそれ以上かかるとの認識を示した。

香港メディアの明報によると、中国民用航空局は、国産旅客機「C919」について、欧州航空安全庁(EASA)の認証取得を目指す方針だが、ロイター通信はこのほど、同庁のリュック・ティトガット事務局長代理の話として、欧州連合(EU)の認証審査の過程に入るには5年かそれ以上かかると報じた。

ティトガット氏によると、C919を製造した中国商用飛機(COMAC)は欧州に対し、当初は2019年に認証手続きに入るよう求めていたが、今は26年までに完了するよう求めているという。同氏は「この飛行機は私たちにとってあまりにも新しいものだ」とし、現在は「技術的な習熟」段階にあるとの認識を示した。

欧州の規制当局は、19年にEUと中国の間で締結された協定に基づき、中国の飛行機が安全基準を満たしていることを確認するために「検証」を行うかどうかを決定しなければならない。C919はEUの同意なしに欧州で飛行することはできない。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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