多くの中国人は、日本がどれだけ平和になったのかを知らない―米専門家

Record China    2014年8月23日(土) 6時35分

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22日、環球時報によると、日中関係に詳しい米ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授が日中関係について「多くの中国人は日本がどれだけ平和になったのかを知らない」と述べた。写真は2012年9月、深センの反日デモ。

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2014年8月22日、環球時報によると、日中関係に詳しい米ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授が日中関係について「多くの中国人は日本がどれだけ平和になったのかを知らない」と述べた。

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トウ小平生誕110周年記念企画で環球時報のインタビューに答えたヴォーゲル氏は、「トウ小平は、中国が近代化していくなかで日本の助けが必要だと認識していた。また、日本と永続的な友好関係を続けることで、中国が平和的に発展すると信じていた。彼は中国人に日本人の日常生活を理解させようとした。人々に、第2次世界大戦の歴史にだけでなく、戦後の日本の歩みも意識させようとしていた」と指摘。

「私は日本と中国はより良い相互理解から互恵関係を構築できると考えている。多くの中国人は日本がどれだけ平和になったのか、どれだけの圧力を受けて軍国主義から脱したのかを知らない」と続けた。

また、「中国の平和的発展で重要なのは、領土紛争を武力によって解決しようとせず、国際組織のなかで大きな役割を発揮し、価値観の違う外国人が中国に訪れることを認めることだ。中国は他国をより深く知らなければならない。特に日本について」としている。(翻訳・編集/TK)

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