パレスチナのアッバス大統領はこのほど、ムスタファ氏を新政権の首相に任命しました。中国外交部の林剣報道官は同件について、「中国はムスタファ氏のパレスチナ首相就任に祝意を表する。パレスチナの前途と運命にかかわるいかなる決定も必ず『パレスチナ人がパレスチナを治める』という原則に従い、パレスチナ人民の意思を十分に反映せねばならない」と述べました。

林報道官は、「われわれはパレスチナ自治政府が権威を高め、パレスチナ領土全域に対する有効な管理を実現することを支持し、パレスチナの各政治派閥が協議と対話を通じて内部の和解を実現することを支持する。中国は各方面と共に、現在の緊張を緩和してパレスチナ問題を（イスラエルとパレスチナ双方の国家としての存続を認める）『2国家解決』への正しい道に戻す力になることを望む」と表明しました。（提供/CRI）