人民網日本語版 2024年3月20日(水) 18時30分
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渤海中北部で新たに1億トン級油田が発見された。
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中国海洋石油集団(中国海油)は18日、「渤海中北部の海域で再び1億トン級の大発見があった。『秦皇島27−3油田』の石油確認埋蔵量は1億400万トンで、同海域における石油・天然ガスの重大発見は10年ぶりで、中国の海上石油・天然ガス資源の埋蔵量をさらに強化する上で重要な意義を持つ」と発表した。新華社が伝えた。
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同油田は渤海中北部の海域に位置し、天津市から約200km離れており、平均水深は約25m。試験によると、同油田の単一井の原油生産量は1日当たり約110トンで、探査の高い将来性を示した。
中国海油天津分公司の周家雄(ジョウ・ジアシオン)副総経理は、「同油田の発見は渤海浅層岩石探査アプローチの新たな重要実践で、所在地の石臼坨隆起は渤海油田の早期探査位置の一つだ。科学研究者は掘削済み油田の資料と実験を結びつけ、沈積や地球化学などの基礎研究をしっかり実施することにより、石臼坨の石油・天然ガスが蓄積する複雑横ずれ断層帯を特定し、旧探査エリアで再び1億トン級油田の重大発見を実現した」と説明した。
中国海油探査サブチーフエンジニアの徐長貴(シュー・チャングイ)氏は、「同油田は2019年以降に渤海油田で発見された6カ所目の1億トン級油田だ。この発見は渤海複雑横ずれ断層帯が石油・天然ガス探査の高い将来性をさらに証明し、中国の海上油田の開発に大きな原動力を注ぐことになる」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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