世界初となる水素エネルギー市内列車の走行試験が成功―中国

人民網日本語版    2024年3月23日(土) 5時0分

拡大

中国が自主開発した水素エネルギーを用いた市内列車が21日、設計最高時速160キロメートルで、定員数と最大荷重を満たした満載走行試験に成功し、全システムと全シーン、マルチレベルでの性能検証を実現した。

(1 / 4 枚)

中国が自主開発した水素エネルギーを用いた市内列車が21日午前、設計最高時速160キロメートルで、定員数と最大荷重を満たした満載走行試験に成功し、全システムと全シーン、マルチレベルでの性能検証を実現した。これは、軌道交通分野における水素エネルギーの応用における新たなブレークスルーとなった。

その他の写真

中車長客が開発したこの列車には水素エネルギー動力システムが内蔵されており、同社が自主開発した水素・電気ハイブリッドエネルギー制御システムが採用されている。走行試験中において、列車は時速160キロメートルでの走行と、実走1キロ当たりの走行平均エネルギー消費量は5キロワット時、最大航続距離は1000キロメートル以上を達成した。

中車長客の国家軌道客車工程研究センター新技術研究部の王健(ワン・ジエン)副部長は、「今回の試験で、摂氏マイナス25度から摂氏35度の環境温度における水素エネルギー列車の実際の性能が初めて検証された。試験結果で確認された各指標は軒並み、国際トップレベルに達していた」としている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)




※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携