anomado 2024年3月29日(金) 20時0分
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3月に配信され、さまざまな話題を集めてきた中国時代劇3作品の配信前と配信初日の期待感が一過した後、ドラマファンの間で「過大評価された」などの異議が続出している。
1作目は、動画配信サービス・騰訊視頻(テンセントビデオ)で15日にスタートした元SNH48メンバーのジュー・ジンイー(鞠婧禕)と俳優リウ・シュエイー(劉学義)が共演するサスペンス時代劇「花間令」。アイドル人気とイケメン実力派俳優の出演が追い風となり、視聴者が関心を持ったが、冒頭の2話だけに登場した女性サブキャラクター(チェンハーホイズ/鄭合恵子)がヒロインに勝る演技と存在感を放ち、「ドラマの見どころは最初の2話だけ」「ジュー・ジンイーの演技とビジュアルに進歩がない」などの意見が続出した。
2作目は、愛奇芸(iQIYI)で13日にリリースされたアレン・レン(任嘉倫)主演のアクションファンタジードラマ「烈焰」。香港の人気漫画で3Dアニメ化もされた「封神紀」シリーズを実写化したもので、キャラクターの還元度においては原作ファンから高い評価が寄せられた。しかし、ドラマ版のオーバーなコスプレ感に不満が持たれ、また脚本の盗作疑惑などが重なり、話題度、注目度は終始低いレベルで推移している。
3作目は、騰訊視頻と芒果TV(マンゴーTV)、湖南衛星テレビで18日に配信・放送をスタートしたファンタジー時代劇「与鳳行」。チャオ・リーイン(趙麗穎)とケニー・リン(林更新)の再共演作で、2017年にヒットした共演作「楚喬伝~いばらに咲く花~」の「番外編」と期待され、配信初日にはドラマの影響力や反響を示す「熱度」で驚異的な数字をたたき出した。
しかし、ブームが過ぎると「熱度」はさえない水準で推移し、視聴者から「『楚喬伝』で氷湖に沈んだ宇文玥(ケニー・リンが演じた男性主人公)を沈璃(『与鳳行』でチャオ・リーインが演じるヒロイン)が救ってくれて、『楚喬伝』が残した無念が晴れた」「本作を最後に2人のファンタジー時代劇は卒業」「二大スターの共演作なのに中身が平凡すぎる」など、冷静な意見が寄せられた。(編集/RR)
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