「ユアンメン」は中国に帰るもパンダ熱冷めず―仏メディア

Record China    2024年4月4日(木) 0時0分

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フランスのラジオ局、フランスブルーは1日、同国中部のボーバル動物園で初めて生まれたジャイアントパンダ「ユアンメン」は中国に帰ったが、パンダ熱は冷めていないとする記事を配信した。写真はユアンメン。

フランスのラジオ局、フランスブルーは1日、同国中部サンテニャンシュルシェールのボーバル動物園で初めて生まれたジャイアントパンダ「ユアンメン(円夢)」は中国に帰ったが、パンダ熱は冷めていないとする記事を配信した。

中国語で「夢がかなう」という意味の名前を持つユアンメンは、中国からフランスに貸与された雌の「ファンファン(歓歓)」と雄の「ユアンザイ(円仔)」の間に2017年8月に生まれた。中国政府が展開する「パンダ外交」では、外国の動物園に認められているのはパンダの貸与のみで、子どもが生まれた場合は数年以内に中国へ返還するのが原則となっている。ユアンメンは23年7月に中国に帰った。

中国メディアの環球時報が要約して伝えたところによると、記事は「ユアンメンは子孫を残したいと願い、中国へ帰ったが、アジアの動物を取り巻くボーバル動物園の熱狂に終止符が打たれることはなかった」とし、23年に200万人を超える来園者を誘引したボーバル動物園には、今年のイースター(復活祭)休暇も引き続き、パンダ目当ての来園者が押し寄せたと伝えた。

記事によると、パンダはボーバル動物園の最大のスターで、現在、ファンファンとユアンザイのほか、ユアンメンの妹である「ファンリリ(歓黎黎)」と「ユアンドゥドゥ(円嘟嘟)」の計4頭が飼育されている。園内には、雌のパンダとその赤ちゃんを表現した高さ2.5メートルのブロンズ像が誇らしげに座っている。園長のロドルフ・デロード氏は「パンダは特別な動物で、仏中友好の象徴だ」と語る。今年は両国の国交樹立60周年に当たる。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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