Record China 2024年4月4日(木) 15時0分
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中国メディアの第一財経は3日、中国の清明節期間の映画の前売り券販売でスタジオジブリの宮崎駿監督の新作が1位になったと伝えた。
中国では4日から清明節の連休が始まり、それに合わせて注目映画の公開も相次いでいる。中国の映画データベース「灯塔専業(プロ)版」によると、3日午後6時の時点で新作映画8作品の興行収入(前売り分)は1億5000万元(約31億円)を突破した。中でも宮崎監督の新作映画「君たちはどう生きるか」の人気が突出しており、興収は1億元(約20億円)を超えたという。
記事は同作について、「アニメ界の巨匠・宮崎監督の新作にして別れの作品で、多くのアニメファンが公開を待ち望んでいた」と紹介。「第96回アカデミー賞で『千と千尋の神隠し』(第75回受賞)以来となる長編アニメーション賞を受賞した。宮崎監督はほぼ10年ごとに映画を制作しており、前作の『風立ちぬ』は2013年の作品だった」と伝えた。
なお、興収2位は俳優ウー・レイ(呉磊)が主演する「草木人間」、3位は「黄雀在后」。「灯塔専業版」のアナリスト・陳晋(チェン・ジン)氏は「今年の清明節映画は作品数も多いがジャンルも豊富で各作品で観客の構成比にも差がある。『君たちはどう生きるか』は4割以上が25歳以下、『草木人間』は8割が女性で、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』は主要都市の男性が多くなっている」と解説した。(翻訳・編集/北田)
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