2014年8月24日、ジャッキー・チェンが息子俳優の違法薬物使用による身柄拘束について謝罪したことで、欧米メディアが「風刺に満ちている」などと一斉に報道している。網易が伝えた。

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ジャッキーの息子で俳優のジェイシー・チャン（房祖名）は14日、違法薬物使用の疑いで公安局に身柄を拘束された。ジャッキーは20日になってようやく謝罪文を公表。中国版ツイッター上で、「息子に代わって世間に深くおわびを申し上げたい」と記している。

中華圏が誇る世界的アクションスターに起こった騒動に、欧米メディアも高い関心を寄せている。ロサンゼルス・タイムズは謝罪の全文を掲載。ウォール・ストリート・ジャーナルは、沈黙を続けたジャッキーに世間の不満が高まったこと、ジャッキーが2009年に中国で薬物撲滅キャンペーン大使に選ばれたことを報じている。

ニューヨーク・タイムズや英日刊紙デイリー・メールは、薬物撲滅のシンボルだったジャッキーが名声を落とすような事態に追い込まれたと報道。タイムズ紙は「今回のスキャンダルは風刺に満ちている」と、これもキャンペーン大使だったジャッキーの思わぬ“転落”に焦点を当てている。（翻訳・編集/Mathilda）