人民網日本語版 2024年4月11日(木) 12時30分
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中国のヒューマノイドロボット市場規模は2026年に100億元を突破する見込みだ。
第1回中国人型ロボット産業大会並びにエンボディドAIサミットが9日、北京で行われた。その中で発表された「ヒューマノイドロボット産業研究報告」によると、世界のヒューマノイドロボット業界はすでに発展の黄金期に入り、これから市場規模が持続的に拡大する見込みだ。2026年に市場規模は100億元を超えて104億7100万元(約2198億9100万円)に達する。2030年にはさらに1000億元市場に成長し、1192億4600万元(約2兆5041億円)に達する見込みだ。
同報告は、「人工知能(AI)、材料科学、その他の関連分野の進歩が追い風となって、ヒューマノイドロボットが複数のテクノロジーと融合・発展する兆しがすでに現れている。そのうちディープラーニング技術は物の識別、ジェスチャーの認識、自然言語処理などの任務に利用することができる。強化学習はロボットの経験学習に利用でき、また時間の経過にともなう意思決定過程の能力向上にも利用できる」と伝えた。
また同報告は、「中国のヒューマノイドロボットは脚部の機能において単純な歩行を実現することを目的とし、手の機能において動きを模倣して簡単な動作を実現することを目的とする初期の模索の段階、初期的な検知機能を備えてスマート化の第一歩を踏み出した段階を急速にたどり、今やAI、機械学習(マシンラーニング)、コンピュータービジョンシステムなど先端技術を搭載するスマート化のステップアップの段階に入り、関連プロセスでも重要なブレークスルーを達成した」と伝えた。
これと同時に、中国のヒューマノイドロボットは重要な基礎部品、操作システム、完成品、リーディングカンパニー、産業エコシステムなどの面ではなお他国と開きがあり、ソフトウェア開発とイノベーションの面でも他国に追いつく必要がある。
同報告は、「将来を見通すと、中国のヒューマノイドロボットは政策、資本、技術など複数の面によるエンパワーメントを受けて、市場のポテンシャルが加速的に発揮されるだろう。ますます多くの中国企業とインターネット大手がヒューマノイドロボットの競争に参入するのに伴い、こうした企業が世界のヒューマノイドロボット企業と同じ土俵で競い合うようになるだろう」としている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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