6人死亡の自動車突っ込み事件、23歳男の死刑執行―中国

Record China    2024年4月19日(金) 15時0分

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昨年1月に広東省広州市で発生した自動車突っ込み事件で死刑判決を受けた23歳の男の刑が19日に執行された。

昨年1月に広東省広州市で発生した自動車突っ込み事件で死刑判決を受けた23歳の男の刑が19日に執行された。中国国営の央視新聞などが伝えた。

昨年1月11日、広州市天河区の交差点で自動車が横断歩道を渡る人の列に突っ込み、6人が死亡、20人余りが負傷した。運転していた男(当時22歳)は、車から降りると紙幣のような物をばらまき、その後駆けつけた警察官に拘束された。

同年4月18日に広州市中級人民法院(裁判所)で行われた裁判では、男が「個人的な感情」を発散するために故意に人の列に車を突っ込ませたと認定され、死刑判決が言い渡された。男は上訴したが広州市高級人民法院はこれを棄却した。

その後、最高人民法院が一、二審の裁定を認め、死刑が確定した。今年4月19日に広州市中級人民法院が刑を執行した。

ネット上では「死刑までの期間が短いことが、事件の重大性を物語っている」「この人物の個人的な発散のために多くの人の人生が書き換えられた」「印象深い事件だった。母親と一緒に正月の新しい服を買いに出かけていた娘さんが亡くなった。100回死んでも償うことはできない」「被害者の家族たちは今何を思っているだろうか」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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