香港の女優マギー・チャン（張曼玉）がこのほど、フランス・パリで開催されたバドミントンの祭典に姿を見せ、ファンを喜ばせた。

マギー・チャンは香港金像奨で5回、台湾金馬奨で4回と最優秀主演女優部門で最多受賞記録を持ち、世界三大映画祭のうちカンヌとベルリンで最優秀女優賞を受賞。中華圏を代表する女優として知られるが、主演作としては2004年の映画「クリーン」を最後に女優業から離れている。

このほどパリで、五輪開催まで100日を記念してバドミントンのチャリティーイベント「巴黎100中法羽毛球慈善盛典（PARIS 100 EXHIBITION MATCH）」が開催。このイベントにマギー・チャンも登場し、かつての世界ランキング1位で20年に引退を発表した中国代表の元バドミントン選手、リン・ダン（林丹）と組んでフランス代表チームと対戦した。

仏女優メラニー・ロランらと共にスペシャルゲストとして同イベントに出席したマギー・チャンは、久しぶりに公式場面に登場した姿が注目を浴びた。今年で還暦の60歳を迎えるが、ナチュラルなメイクにスポーツウェアを着用し笑顔を見せる様子に、ネットでは「自然に年齢を重ねている」「自分らしく生きている感じに憧れる」「元気そうで安心した」などといった声が集まっている。

マギー・チャンは昨年9月、イメージキャラクターを務めるスキンケア製品のブランドによるショートフィルムに出演し、久々に女優らしい姿を見せていた。また、昨年はTikTok中国国内版「抖音（ドウイン）」のアカウントを開設したが、すでに半年も更新がないため、こちらの再開を望む声も上がっている。（Mathilda）