上海のアジア最大のアップルストアに行ってみた

フライメディア    2024年4月26日(金) 20時30分

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アップルが上海に大型旗艦店を開設した。

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アップルといえば、言わずと知れたIT界の巨匠。iPhoneやMacは世界的にユーザーが存在している。熱心な「アップル信者」がいることでも有名だ。そんなアップルが中国・上海にこのほど大型旗艦店を開設した。

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このアップルストアがオープンしたのは上海の南京西路・静安寺。アジア最大規模を誇るとあり、オープン前から大きな話題となり、盛り上がりを見せていた。


上海で最も有名なお寺と言っても過言ではない静安寺だが、付近には商業ビルやオフィスビルが建ち並び、浦西で最も都会的でラグジュアリーな雰囲気を漂わせているエリアでもある。

アップルストアは3月21日午後7時に開店したが、ティム・クックCEOも駆け付け、メディアや市民が押し寄せ、辺りは大騒ぎになった。オープン前日の午前から並んでいた人もいたとか。オープン待ちの列は4000人にも及んだという。記念品の配布もあり、現場の盛り上がりは加熱。予定通りの時間にオープンした。

このアップルストアは外観の設計から独特だ。静安寺広場と呼ばれる半地下の円形広場に位置している。ここは静安寺と南京西路を挟んで対面に位置する絶好のロケーション。1990年末にオープンし、衣料品や雑貨を売る店が集まりにぎわいを見せていたが、周囲の開発が進み商業施設ができたため、経営不振となった。2016年の地下鉄新線14号線の静安寺の新規乗り入れを機に広場を閉鎖し、長らくテナントは埋まっていなかった。ここに満を持してアップルストアが入居した。

オープン2日後のアップルストアに足を運んでみた。入場制限をしていないか心配だったが、この日は直接入ることができた。


内部は円形の2階建てで、メインフロアは下層階になる。天井、壁、家具は木で統一され、階段は白の国産花崗岩を使用。全体的に色味が軽いこと、天井に大きな円形の明かりがあることで、地下の圧迫感が打ち消されている。


天井にあるのは明かりを入れるための窓かと思ったが、自動で光量を調整する電灯だった。


世界各地のアップルストア同様、設計デザインにこだわったシンプルでスタイリッシュな内装となっている。最新製品が展示され、購入のほか、修理などのアフターサービスも受けられる。


アップル製品の使用について教えるブースも設けられている

このアップルストアの大きな特徴はビジネスルームが設けられていることで、企業向けの研修や会議に用いることができる。

ひとしきり見てから外に出る。店が地下にあるため、地上への階段を上がることになるのだが、ここは人が座れる広場になっている。


コーヒースタンドもあり、春の陽気を楽しむことができるだろう。アクセスも非常に良好で、静安寺駅の15番出口に直結している。待ち合わせにも便利だ。アジア最大規模のアップルストアは静安寺で今一番ホットなスポットになっている。(提供/フライメディア)

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