韓流アイドルのためなら死ねる!ファンの間で自傷行為がブームに=血まみれの証拠写真を次々公開―中国紙

Record China    2014年8月27日(水) 20時11分

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25日、K―POPアイドル・EXOを愛する中国の少女たちの間で、自分の身体に刃物で傷をつける行為がブームとなり、大きな社会問題になっている。写真はEXO。

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2014年8月25日、K―POPアイドルEXOを愛する中国の少女たちの間で、自分の身体に刃物で傷をつける行為がブームとなり、大きな社会問題になっている。中国紙・南京晨報(電子版)が伝えた。

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現在、中国最大のポータルサイト・百度の掲示板は、EXOのファンと称する少女たちが投稿した自傷写真であふれている。手首からひじまでの部分を刃物で無数に切りつけた写真や、太ももに「EXO」と刃物で彫ったもの、腕に「LOVE EXO」と彫ったものなど、傷の大きさや形はさまざまだが、どれも血まみれで思わず顔をそむけたくなる。

きっかけは最近報道されたEXOのスタッフによる南京空港での殴打事件だった。ネット上でのEXO攻撃に怒ったファンが「私がどれだけ彼らのことを愛しているか見せてやる!」と、自傷写真を添えて投稿したのだ。これに共感した少女たちも自傷写真を投稿したため、その行為は次第にエスカレート。ついには自傷行為を撮影した動画までもが公開されるようになった。

EXOファンの自傷行為は今回が初めてではない。昨年4月、四川省雅安で大地震が発生した日はEXOの中国人メンバー・ルハンの誕生日だった。ルハンのマイクロブログに「誕生日おめでとう」のコメントが殺到したことから、彼と彼のファンに非難が集中。これに激怒したファンが「『お前が死ね』というなら、私が死んでやる!」と、手首を切った写真を投稿したのが最初だ。この時もネット上に血まみれの写真が氾濫し、問題になった。

彼女たちの行為について心理学の専門家は、「ただ単にアイドルやスターへの愛情を示すだけでなく、不確かな自己価値や存在感を示そうとしている」と説明している。(翻訳・編集/本郷)

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