物議醸す動物園の「パンダ犬」、連れてこられた時はすでにパンダ色―中国

Record China    2024年5月9日(木) 9時0分

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7日、中国青年網は、江蘇省の動物園に出現した「パンダ犬」が物議を醸す中、当局や動物園がそれぞれ見解を示したことを報じた。

2024年5月7日、中国青年網は、江蘇省の動物園に出現した「パンダ犬」が物議を醸す中、当局や動物園がそれぞれ見解を示したことを報じた。

記事は、同省の泰州動物園で2頭の「奇妙なパンダ」が出現したと紹介。その正体は顔と胴体の体毛が白く、目の周りや四肢の毛が黒いパンダそっくりな犬であり、動物園の入場券にも「パンダ犬とのミーティングイベント」などと記載されていたと伝えた。

そして、動物園側が「パンダ犬」について「特定の純血犬種ではなく、外見がパンダに酷似したペット犬」と説明したことを紹介するとともに、ネットユーザーからは「動物園が来場者を増やすために虚偽の宣伝をしているのではないか」との疑問の声も出たとしている。

その上で、同省泰州市医薬高新区市場監督管理局の関係者が「動物園も犬であることを説明している。パンダとして宣伝しているわけではないので、虚偽宣伝には当たらない。動物園のマーケティングの一つということだろう」との見解を示したことを紹介した。

また、動物園の関係者がパンダ犬の正体がチャウチャウであることを明らかにするとともに、「園の上層部が連れてきたが、その時にはすでにパンダカラーに染められていた。詳しいことは分からない」と説明し、「ペットショップから借りてきて、連休明けに返すのではないか」といったネットユーザーの指摘を否定する一方で、「今後引き続きパンダ犬として展示するか、チャウチャウとして展示するかは分からない。上層部が決めると思う」と語ったことを伝えた。

記事によると、同動物園では入園料を払えば追加料金なしでパンダ犬を見ることができるという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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