元卓球選手の福原愛さんに対する中国メディアの単独インタビュー記事が14日に配信された。

インタビューは新浪蜂鳥が先月25日に電話で行ったもの。記事は、福原さんが長男をめぐって対立していた元夫の江宏傑（ジアン・ホンジエ）さんとの和解を発表してから1カ月余りが経過したタイミングであることに言及。「以前の生活に別れを告げた福原さんは母親と暮らさずに一人暮らしを選んだ」などと前置きをした上で、福原さんと交わしたやり取りの内容を紹介した。

インタビューではまず、近況についての質問があった。福原さんによると、最近はショート動画の撮影が割と多く、オフの時は基本的に家で一人で過ごしているという。家ではよく絵を描いており、1週間前には1時間足らずで自身の内心を表現する3枚の絵を描いたそうだ。

そして、「一人暮らしに孤独を感じますか」との質問には「一人で過ごす時間は多いですが、孤独は感じません」と答え、やりたいことが多すぎて1日24時間では足りないとコメント。絵や料理、最近特に気に入っているというドライフラワー作りなどを挙げた。「外部からのネガティブな言葉を気にしますか」という質問には「気にするので見ません」と答えた。ただ、「スタッフがたまに知らせてくれるポジティブなコメントを見た時はうれしくなる」といい、自身への応援と励ましへの感謝を口にした。

さらに、過去の出来事の総括を試みるかを問われると、「もう起きたことなので仕方がありません」と応じ、今は目の前にある仕事をしっかりこなしていきたいとの考えを示した。また、「もし何か変えられるとしたら何を選びますか」という質問には、少し考えてから「3歳の自分を変えること」と回答。3歳の自分が卓球を選ばなかった、あるいは卓球をしても有名にならなかったら、そんなに激しい人生にならなかったかもしれないとの考えを語った。

福原さんは最後に自身の夢について「より多くのことを学ぶこと」と答え、「特別大きな夢は持っておらず、自分の毎日をしっかりと過ごし、周囲の人が幸せで家族が健康であれば満足」と話した。（翻訳・編集/野谷）