CRI online 2024年5月21日(火) 18時50分
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自動運転垂直探査プラットフォームの野外試験が青海チベット高原北部で行われました。
第2回青海チベット高原総合科学調査研究の自動運転垂直探査プラットフォームの野外試験が13日から19日にかけて、北西部の青海省海西蒙古族チベット族自治州で行われました。青海チベット高原北部でこのような試験を行うのは初めてだということです。
試験期間中、探査プラットフォームを搭載した2台の自動運転車両が約600キロ離れたゴルムド(格尔木)とマンナイ(茫崖)からそれぞれ出発して対向して走行し、合流後、引き続き走行を続けて、それぞれマンナイとゴルムドに到着しました。
探査プラットフォームは主にマイクロ波放射計、ミリ波測雲レーダーなどの設備を備え、大気の3次元垂直構造の全天候観測を行い、大気の垂直温度、相対湿度、水蒸気密度プロファイルおよび液状水プロファイルなどのデータをリアルタイムで取得することができます。探査プラットフォームでデータを取得した後、ゴルムドとマンナイの高空探査ステーションが当日に観測したデータと比較することにより、品質管理試験が完了しました。
自動運転垂直探査は大気探査の新たな手法で、試験中、自動運転車両の運行は安定しており、探査プラットフォームは全天候かつリアルタイムでデータを収集し、アップロードしました。今回の試験は自動運転垂直探査の実行可能性と信頼性を検証するもので、高原の無人地帯や砂漠地帯および都市の遠隔部での垂直モニタリングを実現し、対流活動が盛んな時期の大気の垂直構造から強い信号を得るのが難しいという問題の解決に用いられます。(提供/CRI)
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