「野球の神様」のコピー?大谷翔平に打者専念論が再燃―台湾メディア

Record China    2024年5月23日(木) 12時0分

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台湾メディアのTVBS新聞網は22日、「野球の神様のコピー?」と題し、米MLBドジャースに所属する大谷翔平に「打者専念論」が再燃していると報じた。

台湾メディアのTVBS新聞網は22日、「野球の神様のコピー?」と題し、米MLBドジャースに所属する大谷翔平に「打者専念論」が再燃していると報じた。

記事は、ひじの手術を受けた大谷が今季は投手として出場することができず、打者に専念していることを紹介した上で、米ESPNのコラムを執筆したブラッドフォード・ドーリットル氏が「野球の神様であるベーブ・ルースと同様に、打撃が良すぎるため(投手として)投げるべきではない」との見方を示したことを伝えた。

同氏は「私はある人物が投手としてローテーションを守りながらそのほかの試合に別のポジションで出場することはできないと考えている。ましてや、このペースを1年間維持するなんて」とし、ベーブ・ルースが(投手と打者の)“二刀流”として出場していた時期に「今季は若くて力があるので(二刀流が)できる。しかし、多くのシーズンを続けられる保証はない」と語っていたことを挙げた。

また、大谷とベーブ・ルースの違いについて、「ベーブ・ルースが実際に二刀流としてプレーしたのは1シーズンのみであり、しかも投手としての成績は平凡だった。大谷のように数シーズン二刀流を務めて成功した例はない」と言及しつつ、「もしドジャースが大谷に投手としての出場をやめるよう求めたら彼はそれを望むだろうか。これはかつてのレッドソックスも直面した21世紀版のベーブ・ルース問題だ」と述べた。

そして、「大谷は今季、投手として1球も投げずに、キャリア最高のbWAR(チームへの総合的な貢献度)10.1を記録することが期待されている。これはエンゼルスの最後のシーズンに記録した9.9を上回るものであり、さらにこの数字の3.9は投手によるものだった」とし、「大谷のbWARはさらに高くなるかもしれないものの、これが投手としての出場と大きくかかわっていることが、この問題を複雑にしている」と指摘した。

同氏は「大谷が投球と打撃でこれほど傑出したパフォーマンスを見せていること自体が非常にクールであり、夢でも見られなかったほどのものだ」としつつ、「大谷の年齢はベーブ・ルースの打撃のピーク時と比べて高く、向き合う競争レベルもさらに厳しくなっている」との見方を示した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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