人民網日本語版 2024年5月25日(土) 5時0分
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中国生態環境部の黄潤秋部長は「中国の陸地生態系の90%と国家重点保護野生動植物個体群の74%が効果的に保護されている」と述べた。
国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)議長を務める中国生態環境部の黄潤秋(ホアン・ルンチウ)部長は22日、「データによると、中国の陸地生態系の90%と国家重点保護野生動植物個体群の74%が効果的に保護されている」と述べた。中国新聞網が伝えた。
黄氏は同日に海南省五指山市で行われた2024年「国際生物多様性の日」PRイベントで、「生物多様性大国で最も早く生物多様性条約に署名し批准した締約国としての中国は一貫して、生物多様性の保護を非常に重視している。生態保護レッドライン制度を革新的に実施し、30%以上の陸域国土面積を効果的に保護している。国家公園を主体とする自然保護地体系の構築を推進している。生物多様性の調査、モニタリング、評価を持続的に強化し、生態系資源調査、種の資源調査、各種資源調査を主導・実施している。中央生態環境保護の査察を強化し、7年連続で『緑の盾』自然保護地強化監督を実施し、生物多様性を破壊する違法・犯罪行為を厳しく取り締まっている」と述べた。
「全国生態状況変化(2015−20年)調査評価」によると、中国の生態系構造は全体的に安定し持続的に最適化されており、自然生態系の質が持続的に改善されている。優良レベルの面積は43%以上で、初めて低劣レベルを上回った。
COP15議長である黄氏は、「この機会を借りて、各締約国に昆明・モントリオール生物多様性枠組に合わせ、生物多様性の主流化を加速度的に推進し、国家生物多様性戦略・行動計画を更新し、各方面の資源を積極的に動員し生物多様性の保護を強化するよう呼びかける。先進国は約束を果たし、発展途上国への資金、技術、能力構築の支援を大幅に拡大し、全面的でバランスの取れた効果的な昆明・モントリオール生物多様性枠組の実施を推進すべきだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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