Record China 2024年5月28日(火) 0時0分
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中国・重慶市で飲食店のデリバリーを利用した客から「料理にネズミの死骸が入っていた」との苦情が寄せられ、当局が調査に乗り出すなど波紋を広げている。
中国メディアによると、今月25日、あるネットユーザーが「同僚が遭遇した件」として、重慶市の飲食店からデリバリーで届いた麻辣湯(マーラータン)を食べていたところ、中からネズミの死骸を発見したとの動画をアップした。投稿主は「騒動を大きくしたいわけじゃない。同僚は病院で検査を受け、大きな問題はなかった」と説明。動画はその後、プライベート(一部の人しか見られない)に設定された。
本件について、重慶市南岸区の市場監督管理局は「消費者から通報を受け、調査・処理作業を開始している」と説明。一方、問題の店は「すべて手作りで、この日も朝に仕込んだ。もし入っていたら気付かないわけがない。ネズミが入っているなどということは絶対にありえない。配達中に何らかの問題があったのではないかと疑っている」と述べ、警察に通報したことを明かした。
中国のネットユーザーからは「気持ち悪い」「またこんな問題が」「麻辣湯を食べられなくなっちゃうよ」「一体どこの店?」「もし何らかの病気を持っていたらどうする。(店を)厳しく処分してほしい」といった声が上がる一方、「店が何者かに陥れられた可能性も排除できないね」といった声も。また、「デリバリーは必ず実店舗があるところを選んだ方が良い」「外食は極力控えた方が衛生面で安心」との声も見られた。
さらに、昨年、中国・江西省の大学の学食で料理にネズミの頭とみられるものが混入していた騒動で、当局が一時は「ネズミの頭ではなくアヒルの首」と発表したものの、後に詳しい調査の結果ネズミなどのげっ歯動物の頭部であると判明した問題を引き合いに、「アヒルの首だよ」「これは明らかにアヒルの首さ」などと皮肉交じりにコメントするユーザーも少なくなかった。(翻訳・編集/北田)
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