anomado 2024年5月27日(月) 21時30分
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23日にスタートしたファンタジー時代劇「狐妖小紅娘・月紅篇」をめぐり、ネットで意見の対立が勃発する事態となっている。
23日にスタートしたゴン・ジュン(龔俊)とヤン・ミー(楊冪)が主演を務めるファンタジー時代劇「狐妖小紅娘・月紅篇」をめぐり、ネットで意見の対立が勃発する事態となっている。
人気時代劇「慶余年(邦題:慶余年~麒麟児、現る~)」の続編が16日にリリースされて以来、好評が圧倒的多数となっていることに対し、「慶余年」の対抗馬の位置付けだった「月紅篇」は原作アニメを見たか見ていないかで意見が分かれてくるもようだ。
アニメを知っている視聴者から「出演者の年齢が役柄にふさわしくない」「東方月初(ゴン・ジュン)と塗山紅紅(ヤン・ミー)の間にカップル感が全くない」「ストーリーが改ざんされている」「実写化失敗」などの辛口コメントが相次ぐ一方で、ドラマを先に観賞した視聴者からは「美男美女の共演にうっとり」「CG技術で織り成された背景とアクションシーンなどが自然で見応えあった」「この後アニメ版も見てみたい」などの好評が寄せられた。
今のところ、「月紅篇」は配信3日目に動画配信サービスの愛奇芸(iQIYI)で今年最速の9000超えの「ヒット指数」を達成し、愛奇芸海外版でも10点満点の8.2点という高スコアでスタートするなど、まずまずの成績を出している。
またこのほど、国営メディアが「志怪小説(超自然現象や幽霊、化け物にまつわる物語集)を土台とした国産漫画と伝統文化の融合が素晴らしい」「新しい視点で東方の価値観を捉えている」と、肯定派側に軍配を上げるコラムを掲載し、大絶賛した。
アニメに関係なく、ドラマ自体を楽しみたいファンは「狐妖小紅娘」シリーズ3作品の脚本を同じ人が手がけたことを憂慮し、「月紅篇」の影響が2作目の「竹業篇」と3作目の「王権篇」に及ぶのではないかと懸念しているもようだ。(編集/RR)
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