人民網日本語版 2024年5月28日(火) 14時40分
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中国西部地域2基目の「華竜1号」原子炉が稼働を開始した。
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中国独自の第3世代原子力発電技術「華竜1号」原子炉の量産化が着実に進んでいる。25日、168時間の試験運転の終了に伴い、中国の西部地域で2基目の「華竜1号」である広西防城港原子力発電4号機が正式に商業運転の条件が整い、稼働開始した。人民網が伝えた。
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防城港原子力発電所2期プロジェクトの3・4号機は中国独自の第3世代原子力発電技術「華竜1号」を採用。うち3号機は2023年3月25日に稼働開始。2基の年間発電量は180億kWhに達し、年間200万人の産業・家庭の電力需要を賄える。標準的な石炭の消費量を毎年543万6000トン以上、二酸化炭素の排出量を約1483万2000トン削減できる。その環境保護効果は4万ヘクタール以上の植林に相当する。
広西防城港原子力発電の蔡振(ツァイ・ジェン)会長は、「4号機の稼働開始は中広核華竜1号モデルプロジェクトの全面的な完成を示している。華竜1号技術の安全性、成熟度、先進性をさらに検証し、華竜1号の量産化に向け参考にでき、再現可能な経験を蓄積した。中広核華竜1号は技術研究開発、プロジェクト実用化から稼働開始に至るまで、川上・川下の5400社以上の原子力発電設備企業の400種以上の重要設備の国産化の実現をけん引した。すでに原子力発電完成機設備の100%国産化の能力を備えており、中国の原子力発電産業チェーンの強靭性と実力を高めた」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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