「ドラえもん」「トランスフォーマー」…新作が生み出されるアニメキャラクターの画風の変遷―中国メディア

Record China    2024年6月4日(火) 5時0分

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29日、中国メディアの環球時報にアニメキャラクターの画風の変遷について言及した記事が掲載された。写真はミュータント・ニンジャ・タートルズ。

2024年5月29日、中国メディアの環球時報アニメキャラクターの画風の変遷について言及した記事が掲載された。

記事はまず、「中国の視聴者にとって、海外からやって来た古典的なアニメキャラクターはガーフィールド以外にも多く存在している。ディズニーのミッキーマウスやドナルドダック、ワーナー・ブラザースのトムとジェリーのほか、スマーフ、ミュータント・ニンジャ・タートルズ、スヌーピー、トランスフォーマーなどがある。そして日本のドラえもん名探偵コナンクレヨンしんちゃんなどは70~90年代生まれの人にとって素晴らしい幼少時代の思い出が残っている」と述べた。

その上で、「ハリウッドは成熟した商業アニメーションや玩具産業として、古典的な漫画キャラクターを知的財産(IP)として開発し、多くのアニメーションや映画を制作してきた。ファンの中にはマイケル・ベイ監督の実写版『トランスフォーマー』が興行的に成功した後、徐々に作品の内容や方向性が変わり、初期の良さや魅力が失われてしまったと感じた人もいるが、幸いなことに今年9月に上映予定の『トランスフォーマー/ONE』でついにフルCGアニメーションに戻った。それに比べて、2021年の映画『トムとジェリー』は初期の手描きアニメーションの質感を忠実に保ち、11年と13年に上映された『スマーフ』シリーズの2作品も元のデザインを踏襲している。そして15年に上映された『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は長い間失われていた元のデザインや雰囲気を取り戻し、視聴者に親しみをもたらした」と論じた。

続けて、「映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』シリーズは、異なるさまざまな会社によって制作されたため、非常に多様な画風になっている。『ミュータント・タートルズ』(14年)や『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(16年)のようなワイルドな実写版もあれば、『ライズ・オブ・ミュータント・タートルズ:THE MOVIE』(22年)や『ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!』(23年)などの2Dや『3Dを2D風に見せる』スタイルに回帰した作品もある。逆に最も『長寿』なキャラクターであるミッキーマウスには、長年大きな映画プロジェクトが生まれていない。これはディズニーの自社の『象徴的なキャラクター』に対する慎重な考慮によるものだろう」と説明した。

そして最後に、「その一方で、日本のドラえもん、ドラゴンボール、名探偵コナン、クレヨンしんちゃんなどは、新しいエピソードや映画が継続的に制作し続けられているが、その画風は何年も変わらず、まるで永遠の生命力を持っているかのように新世代の子供たちと成長を共にしている。すでに完結している『スラムダンク』でさえ、昨年公開された映画の画風は依然として『オリジナル』のままだった」と紹介した。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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